名前解決と型推論

名前解決と型推論を同じフェーズで行います.

名前解決

オリジナルでは,識別子が重複したら別の文字列を割り当てるという処理を行っており,これのことをα変換と呼んでいました.これによりすべての変数参照からその定義が一意に定まります.この性質の方が重要で,一般にこのプロセスは名前解決の一貫として行われます.

型推論

構文木に対する型推論はオリジナルと同一です.

構文解析時点ではSetの左辺には任意の式が来ることができましたが,これ以降でそれを禁じます.