ライブラリ関数

レイトレーシングプログラムをコンパイルするにはライブラリ関数の実装が必要です.

.mliファイルによりライブラリのインターフェースを入力する機能が実装されています.これは名前解決と型推論に適切な情報を与えるための機構で,実際にライブラリ関数を実装するのはコンパイラのどの部分であっても構いません.オリジナル版同様,ライブラリ関数を使うファイルより前にコンパイラの引数に渡すことでmin-camlソースファイルにより実装を与えることもできます.

WebAssembly向け出力の時点で外部の関数呼び出しとして残ったものは,runtime::mini_ml_runtimeでリンクされるようになっています.runtimeクレートはそのためにあります.